会議中は参加者全員で論点を把握し、解決・決定のために同じ方向を向いていることが望ましいです。
しかしながら、こんな経験はありませんか?
- 白熱した議論の末に、「あれ、何の話をしていたんだっけ?」
- 話の脱線しすぎて、もはや何の話をしていたのか忘れてしまった
- 話の脱線を指摘したいけど、なんて言っていいか分からない
時間を無駄にして最悪ですよね。
そんな時はホワイトボードを使って議論を可視化する方法がおすすめです。
この記事におすすめの人
- 会議中にホワイトボードに書いて、議論を可視化したい人
- ホワイトボードに書いて整理したいけど、何を書けばいいのか分からない人
- 話の脱線を指摘したいけど、なんて言っていいか分からない人
目次
会議中に議論を可視化する理由
会議の内容は、絶対にホワイトボードに書いて参加者に見えるようにしましょう。
なぜなら、人が記憶できるのは「最大7つ」までと言われており、発言を全て覚えて発言することは不可能に近いからです。
目隠し囲碁や将棋、カードゲームなどを何も見ずにやろうとするのと一緒ですね!脳への負担が半端ない!
議論をホワイトボードに書くメリット
ホワイトボードに議論を書くことで得られるメリットは大きく2つあります。
- 議論が見えるようになると、発言を記憶しなくてよくなる
- 頭の中の認識をメンバーで合わせられる
人はすぐに忘れてしまう生き物で、論点や発言を全て記憶しておくことは難しいですよね。だからホワイトボードに書いて忘れたときに戻ってこれる場所をつくっておくんです。
また、頭の中だと各自で認識が異なる可能性がありますが、具体化しておけば認識を合わせられますね。
会議中にホワイトボードに書くこと
ポイント
- 問いや論点をはっきり書く
- 発言をありのまま書く
- 決まったこと・やるべきことを漏らさずに書く
- 決定事項を書く
発言・意見 | 発言をそのまま書く |
問い・論点 | 質問や議題をそのまま「問」として明記する |
決定事項 | 決まったことを「決」、やることを「ToDo」として明記 |
会議前に事前に書いておくこと
会議を始める前に事前に書いておくことは3つあります。
- 会議の背景
- 終了条件
- 時間配分
具体例を見てみましょう。
- 会議の背景
- 展示会で営業の負担を減らしたい
- 部長からの指示
- 終了条件
- 業務負担になっている要素の洗い出し、優先度が高いものを絞り込んだ状態
- 時間配分
- 洗い出し:30分
- 絞り込み:10分
議論は問い(論点)に対する回答(意見)が積み重なって成立しています。
今、何の議論をしているのかを明確にすることが最も重要です。
まとめ
最後にまとめです。
- 議論をホワイトボードに書けば、考えなければならいことに集中できる
- ホワイトボードに書いておく内容
- 発言、意見
- 問い、論点
- 決定事項
- 会議前に事前に書いておくこと
- 会議の背景
- 終了条件
- 時間配分
会議は議論を可視化することで活発になり、物事を前に進めやすくなります。ぜひ試してみてください。
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