- お客様や上司にうまく自分の意見を伝えれない……
- なんとなく仕事は出来てるけど、もやもやする……
- まわりは文句ばっかりで話が前に進まない……
仕事で成果を出したり、相手と上手くコミュニケーションをするためにはちょっとしたコツがあります。
- 自分の意見を持つ
- 意見と事実を分けて考える
- 相手の課題を考える
- 正確さよりもスピード感を持つ
- 振り返りを実施する
この記事では、仕事をするうえで基礎となる考え方5つをご紹介いたします。
- 新しく仕事をし始めた人
- 新しい仕事観をもって取り組みたい人
自分の意見を持つ
あなたは自分の意見を発信できていますか?
あなたがビジネスの現場にいるならば、積極的に意見を発信するべきです。
なぜなら、私たちの価値は社内外問わず「課題・問題」を解決しビジネスを前に進めることを目的としているからです。
逆を言うと、自分の意見を持っていないという事は課題となる事柄に向き合えていないということです。
課題とは、「目標」を達成するための「障害」になっているものです。
自分の意見とは即ち「課題」を解決するための「仮説」を提案することになります。「仮説」を明確にすることにより、次にどのようなアクションを取るべきかが分かります。
- その仮説を実証するためには、どのようなデータを収集する必要があるのか
- 誰に協力してもらえばいいのか
自分の意見が無いと、課題解決のための次のアクションが定まらず物事が前に進みません。
正しいかは別として「仮説検証」を繰り返すことが重要です。
意見と事実を分けて考える
上司やお客様の意見をなんでも鵜呑みにしていませんか?
- 上司に言われたから……
- お願いされたから……
まずはその意見が「主観的な意見」なのか「事実」なのか見極める必要があります。なぜなら、説得力のある意見は事実(ファクト)となる根拠が必要不可欠だからです。
例えば、BtoBの「当社の売り上げがなぜ下がっているのか?」という課題があるとします。
上司が
売上が下がったのはお客様への訪問回数が少ないからだ!
訪問回数を増やせ!たくさん通え!!
と言ってきても納得する人はいませんよね。「当社の売り上げがなぜ下がっているのか?」という課題を考える際には
- 売上が下がっている製品・サービスは何か
- 新規・既存客どちらか
- 外的要因はないか
など複数の切り口で考えて根拠を示す必要があります。
売上が下がっている大きな要因として、競合他社が新製品を発表して既存客が取られていることが分かった。
競合のほうが価格は安いが、当社製品との違いや優位性を示す資料を用意したので、お得意様にしっかり説明してきてほしい。
どちらが納得するでしょうか。このように意見と事実を切り分けて考え、根拠を示す必要があります。
相手の課題を考える
お客様や上司と喋るときは、自分の意見をきちんと伝えようとして自分本位になりがちです。
相手に伝えるためには「相手の課題」を考えてしゃべる必要があります。なぜなら、相手の関心は「自分の課題」を解決することだからです。
仕事の依頼は「課題」から始まります。
相手の課題を考えるという事は、相手が求めている情報を渡すという事です。
- 相手が上長に説明しやすい製品の特徴を伝える
- 上司が役員に説明しやすい製品導入後の利益(ROI)や改善点を伝える
相手が求めていない情報をたくさん与えても意味がないという事ですね。
正確さよりもスピード感を持つ
完璧さを求めて時間をかけて資料を作成していませんか?
時間をかけて100%の完成度を目指すより、素早く仕上げて6,7割の完成度でフィードバックをもらうほうが結果的に完成度は高くなります。
なぜなら、「相手」と「自分」には認識のズレが存在するからです。認識のズレとは「最終的な成果物のイメージ」を指します。
依頼者に途中でフィードバックをもらうことにより認識のズレを早期に修正でき、完成度が高くなります。
一方で、時間をかけて最後まで作成した場合はどうでしょうか。納期ギリギリで提出した結果、成果物のイメージが異なり徹夜で修正・・・。
中間報告の大事さがうかがえます。
振り返りを実施する
課題解決のプロセスを踏んだ後には振り返りを実施してみましょう。
- 良かった点
- 悪かった点
両面から考えることが重要です。
- 良かった点からは「自信」を
- 悪かった点からは「なぜ悪かったのか、次はどのようにすればいいのか」
を深く考えれれば、今までとは違う方法を身に着けれます。
考えることが大事なんですね。
まとめ
仕事で成果を出したり、相手と上手くコミュニケーションをするためにはちょっとしたコツでした。
- 自分の意見を持つ
- 意見と事実を分けて考える
- 相手の課題を考える
- 正確さよりもスピード感を持つ
- 振り返りを実施する
ぜひ、試してみてください。
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